一次審査を通過した5つの作品のまとめ
多くの応募をいただきました。『Go Global! DojoCon Japan 2018プログラミングコンテスト』ですが、ここで一次審査を通過した5つの作品をご紹介します。
RPG Battle Crash 5.5
作品概要
“「ひろがる」をテーマに1つの大陸をクリアすると新たな大陸へ移動できるようになる、というのをメインにしたRPGを作りました。 苦労したところは、戦闘シーン、マップの拡張、キャラ1人1人の動きを苦労しました。特に、マップの拡張を苦労しました。どういう大陸にするか、シナリオにあった大陸にするか、どういう大陸移動にするかなど1つ1つ考え自分なりにアレンジした作品です。”
作者プロフィール
- 桑原 佳哉 (11)
- CoderDojo札幌東
審査員寸評
- シンプルなデザインですが、ストーリーに力が入っており、奥が深い。バージョン5.5は、伊達ではない!と感じました。
- とにかく作りこみがすごい。ストーリーもしっかりしているし、説明文も丁寧。ソースも綺麗で見やすい。とても丁寧に作られている印象を受けました。
- 予め定義された関数をうまく使っています。文字列表示のところが工夫されています。
キューブ アドベンチャー
作品概要
ストーリー
キューブ達四角は平和に暮らしていた…
しかし、謎の丸い者たちがあらわれ、
キューブ達の世界がバラバラになってしまった!
この物語の主人公のキューブは、足場を作る能力がある。
その能力を駆使して、困難をのりこえて進もう!
【アピールポイント・苦労した個所】
ほのぼのした絵を、scratchの機能だけでつくりました!
「ひろがる」というテーマから、足場をひろげるという発想にたどりつくまでに、いろいろ検討したので苦労しました。
【テーマとの関連性】
足場が「ひろがる」ことで、困難な道のりや高い目標を達成できるということを表現したかった。”
作者プロフィール
- 宇田 虎ノ介(13)
- CoderDojo市川真間
審査員寸評
- シンプルで分かりやすい楽しいゲーム。友達の家で、ちょっと時間があるときに、やってみたい。そんな感じ。
- 似たようなゲームがたくさんある中、再現度も高くオリジナルな要素も入っている。
- 私の知っている範囲で、足場を自分で作るというのはあまり見たことがなかったので面白いと思いました。
- シンプルで分かりやすく、やっていて楽しい。一気にクリアまでやりこんでしまいました。
ひろがるColorful ring
作品概要
〈作品の概要〉
リングをひろげて、星をかこむゲームです。
かこむ数が決められており、その数と同じ数の星をかこむと点が入るというルールです。
詳しい操作方法についてはゲームの「使い方」をご覧ください。
〈アピールポイント〉
- リングをカラフルにしたり、回るようにしました。
- レベルを作り、たくさん遊べるようにしました。
- 特定のスコアに達するとボーナスタイムが追加されるようにしました。
- 特定の色の星をかこむと、スコアが上がるようにした。
- たくさんの人に遊んでもらえるように、ゲーム内の文字を英語にしました。
〈苦労した個所〉
- 最初は重かったので、軽くするためにプログラムを変えたこと。
- レベルを変えるために、リングの形を4つ作ったこと。
- ビットマップだった文字を、すべてベクターに変えたこと。
〈テーマとの関連性〉
・リングを”ひろげて”得点を入れること。
作者プロフィール
- 大野 晃太郎(12)
- CoderDojo高槻
審査員寸評
- 今回、自分が一押しの作品です。夏の夜空のもとで、星々を集めるそんなイメージがわいてきます。
- リングを広げたり縮めたりしながら星を収集していたら優しい気持ちになれました(^^見た目も、全体的な色使いやスプライトのデザインがとても良いです。
- 結構、ゲームとデジタルアートを融合されたところで高評価にしました。
- 画面がとてもきれい。ミュートボタンなどプレーヤーにも配慮している。
- アイデアが目新しいです。丸を描画するところに関数定義を使ったので、わかりやすいソースコードとなっています。ユーザービリティ(囲んだ星の数の表示)が優れています。
広げるの巨人
作品概要
キネクトとスクラッチをつないで、ゲームクリアとゲームオーバーの設定に苦労しました。
作者プロフィール
- 内田 朋樹(11)
- CoderDojo倉敷と岡山岡南
審査員寸評
- ゲームとしてちゃんと成立していた。外部入力デバイスのKinectをうまく使えている。そして巨人の動きがなめらかで良い。
- 他機器と接続することで、楽しみ方・遊び方がさらに「広がる」のだと子どもたちに知ってもらえる作品です。何よりも、遊んで見たい!!
かき氷
作品概要
micro:bitとscratch3.0を組み合わせたかき氷機です Scratch3.0のファイルになります。
作者プロフィール
- 高松 芽生(11)
- CoderDojo守谷
審査員寸評
- 一番「季節(旬)」を感じた。
- とにかく面白かったです。クスッと笑ってしまいました。最初から最後までアイデアが詰まっているなあ、と。触っている人も見ている人も楽しめる作品だな、と思いました!
- 面白い作品で、フィジカルコンピューティングとソフトが単純な日常に結びついて笑えました。
- ハード系の応募というだけで価値がある!Scratch3.0を使うなど新しいものへの挑戦していく姿勢が良い。
- Scratch 3.0を使って、micro:bitとの連携を実現しています。発想がすごかったです。
2018.08.19